MUJI、東北部の中心地に初出店。セントラル・コンケーンに新店舗をオープン
MUJI、世界的な日本のライフスタイルブランドが、東北部の中心地に初の新店舗をセントラル・コンケーンにオープン。タイ国内で36番目の店舗となり、面積は1,700平方メートル以上。地元コミュニティと提携し、新設の「MUJIマーケット」エリア内で、地元の店舗が無料で商品を販売できるスペースを提供。
2024年6月20日、セントラル・パタナ社(公開)のマーケティング部門マネージングディレクター、ナッタキット・タンプーンシンタナ博士は次のように述べた。コンケーン県は東北部で2番目に大きな経済規模を持つ。最新の統計によると、県内総生産(GPP)は2,130億バーツ、1人当たりの県内総生産(GPP Per Capita)は年間492,000バーツ(現在の人口432,783人)で、国内16位、東北部では2位の経済都市となっている。
さらに、コンケーン県の立地は東北部の中心に位置し、主要道路、コンケーン駅、さらにバンコクや他県からの便が一日中就航するコンケーン国際空港など、充実した交通システムを備えている。
生活の中心地
MUJIブランドのミッションは、その地域の人々の生活の中心となるコミュニティを目指すことであり、これはセントラル・パタナの事業方針、つまり不動産以上のものを開発するという考えと一致している。セントラル・コンケーンは、人々の「生活の中心(Center of Life)」となることを目指して誕生した。
MUJI セントラル・コンケーンの店舗デザインの特徴は、「シンプリシティ」を重視したコンセプトを維持している。店内の雰囲気は自然で温かみがあり、リラックスした家にいるような感覚を与える。店内には生活のあらゆる面に対応する5,000以上の商品カテゴリーが揃っている。例えば:
シンプルで快適な素材の男女・子供用衣料品コーナー。独自のスタイルが特徴。 あらゆる種類の家庭用品と家具コーナー。ミニマルなニーズに応え、家をより温かく居心地の良い空間に。 厳選された質の高いお菓子や食品コーナー。
世界中の顧客に人気の売れ筋商品を一箇所に集めたベストセラーコーナー。
店内では引き続き、商品の際立つ配置、整然とした清潔感のあるディスプレイ、温かみのある親しみやすい雰囲気を醸し出す照明や装飾を使用し、顧客がスムーズに買い物を楽しめるようにしている。この店内装飾は、MUJIブランドが世界中で統一して使用している重要な戦略である。
新エリア「MUJIマーケット」のオープン
さらに、新しい「MUJIマーケット」(コミュニティマーケット)エリアが登場。地元コミュニティの店舗が、他では手に入らない特別な商品やヒット商品をMUJI店内で無料で販売できるスペースを提供する。
これは、MUJI セントラル・コンケーンを真の意味で人々の生活の中心地とすることを目的としている。生活のあらゆる側面をカバーする商品を提供するだけでなく、地元の人々によるクラフト品、ハンドメイド商品、食品、アート作品などの買い物も楽しめる。MUJIはシンプルで持続可能なライフスタイルのコンセプトに沿って店舗を厳選し、毎月店舗をローテーションして多様性と新鮮さを保つ。
これは、小規模店舗に平等に機会を提供することにもなる。将来的には、MUJIはコミュニティ企業と協力して、地域の商品や原材料の問題解決、価値向上、付加価値創造を支援する計画がある。最終的な目標は、コミュニティの人々の雇用創出、職業支援、収入向上を支援し、コンケーン県および周辺地域の経済を持続可能な形で刺激することである。
「東北部」のポテンシャル高い県
MUJI Retail (Thailand) Co., Ltd.のマネージングディレクター、アキヒロ・カモガリ氏は、MUJIがタイで販売を開始してから18年以上が経過したと述べた。2021年以降、MUJI タイランドは地方都市への支店拡大戦略を開始し、主要都市すべてをカバーしている。これにより、MUJIの認知度が向上し、より幅広い顧客層にアクセスできるようになった。タイ人顧客基盤が拡大し、タイ市場での売上が継続的に成長している。
2024年、MUJIはタイ人の日常生活の一部となる戦略を継続し、全地域への支店拡大を加速させ、タイ人の心に真に根付いたライフスタイルブランドのリーダーとなる準備がある。MUJI セントラル・コンケーンはタイ国内で36番目の支店であり、東北部初のMUJIとなる。コンケーンは潜在能力の高い県で、東北部の中心となる大都市であり、際立った文化的特徴と多くの人口を擁している。
MUJIは、東北部への支店拡大がブランドとMUJI商品をより広くタイ人に知ってもらうための重要なステップになると考えている。コンケーン県に加えて、近々ウドンタニ県にも支店を拡大する予定である。また、既存店舗のリノベーション計画もあり、日本からの新商品やサービスに対応するため、大型モデルに拡張する予定である。
20/6/2567 プラチャーチャートトゥラキットオンライン (2024年6月20日)