CPNがプーケットのラグジュアリーハブを支援 高級ブランドを集結し富裕層ショッパーに対応

CPNが「セントラル・プーケット」をラグジュアリーブランドのハブとして育成する計画を推進。2026年までにラグジュアリーゾーンの面積を4倍に拡大し、高級ブランドやハイエンドジュエリーブランドの誘致を進める。タイや海外の富裕層、高所得観光客をターゲットに、年間を通じてキャンペーンやイベントを実施。プーケットを観光地以上の存在とし、「The World's Luxury Magnitude」としての地位を確立することを目指す。

主なポイント:

  1. 現在、セントラル・プーケットの1日あたりの来場者数は約8万人で、コロナ禍以前より30%増加。来場者の70%が外国人観光客、30%がタイ人。
  2. 2024年末までにラグジュアリーゾーンを4,000平方メートルに、2026年までに8,000平方メートルに拡大予定(現在は約2,000平方メートル)。
  3. 2026年までにラグジュアリーブランドを現在の14ブランドから30ブランドに増やす計画。
  4. VVIPクラブを設け、2,300人以上の富裕層会員にバトラーサービスやリムジンサービスなどを提供。
  5. セントラル・プーケットの顧客は、CPNの全国のショッピングセンターの中で1人あたりの支出が最も高い。
  6. タイのラグジュアリー市場は現在約1,600億バーツで、2028年までにシンガポール市場を上回ると予想。
  7. 2024年のプーケットの観光収入は4,500億バーツ、観光客数は1,200万人を見込む。

CPNは、プーケットを単なる観光地ではなく、富裕層の「第二の家」として位置づけ、インフラ整備や高級ブランドの誘致を通じて、タイ経済に大きく貢献する潜在能力を持つ都市として育成していく方針だ。

2024年6月12日 プラチャーチャート・ビジネス・オンライン