AOTが700億バーツを投じて、「ラーナ空港」第2チェンマイ空港を建設する
AOTは「ラーナ空港」、第2チェンマイ空港を建設するために700億バーツの投資を発表し、年間2,400万人の乗客を収容することを目指している。さらに、1時間に41便のフライトを追加し、既存のチェンマイ空港の混雑を緩和する計画である。
2024年7月6日、タイ空港公社(AOT)のキーティ・キットマナワット最高経営責任者(CEO)は、現在AOTは地域空港の能力を強化し、より多くのフライトと乗客を受け入れることができるようにする計画を進めていると発表した。
現在、チェンマイ県の「ラーナ空港」プロジェクトの第1フェーズに取り組んでおり、予算は150億バーツで、新たな国際ターミナルビルの建設を予定している。この建物の面積は95,000平方メートルを超え、国内線ターミナルも改善され、66,600平方メートルのサービスエリアが追加される予定である。これにより、空港の年間旅客処理能力は2,000万人に増加し、2026年には運用開始を予定している。
また、第2「ラーナ空港」の建設プロジェクトは、8,050ライ(約1,288ヘクタール)の土地に建設され、総予算は約700億バーツ。年間2,400万人の乗客を収容できるターミナルビル、2本の滑走路、1時間あたり41便のフライトを処理できる能力を持ち、38の航空機駐機スポットを備えている。また、年間32,000トンの貨物を処理できる施設も計画されている。
この新空港はチェンマイ県のサンカムペーン郡とラムプーン県のバーンティ郡に位置し、現在のチェンマイ空港から22キロメートル離れており、車で約32分の距離にある。現在、投資の可能性調査や空港設立手続きが進行中であり、完了には約7年を要する見込みである。
2024年7月6日 プラチャーチャートビジネスオンライン(2024年7月6日)