日本の資本グループ「西鉄」、タイのホテル事業に参入 シーロム地区に第一号店をオープン
西日本鉄道(西鉄)、日本国外初のホテルをタイでオープン ブランド「CROOM」をシーロム地区に展開
2024年9月10日、NNRタイランド社の長崎社長は、日本の大手民間鉄道会社16社の1つである西日本鉄道グループ(通称:西鉄)が、タイのバンコク・シーロム地区に日本国外初のホテル「西鉄クルーム バンコク シーロム」を2024年9月9日にオープンすると発表した。西鉄は福岡に本社を置き、地方バスや高速バス、スーパーマーケット、不動産、旅行会社、福岡県での鉄道事業など多角的に事業を展開している。
また、ホテル事業、物流サプライチェーン、倉庫業、世界各国での流通事業も手がけている。このホテルは、2020年にオープンした「ソラリア西鉄ホテル バンコク」に続く、バンコクでの2軒目のホテルとなる。
シーロム地区はバンコクのビジネスと観光の中心地の1つで、MRTとBTSの両方にアクセスしやすく、移動が便利。ホテルはシーロム地区の中心に位置し、活気あるビジネス街やエンターテイメント地区まで徒歩圏内にある。
ホテルは172室を有し、6タイプの客室(シングルとツイン)を用意。ビジネス客や観光客、長期滞在者のニーズに対応できるよう、キッチンや洗濯機付きの部屋、ワークスペース付きの部屋など、多様な客室タイプを提供している。
B1階では朝食ビュッフェを提供し、日本料理、西洋料理、タイ料理を楽しめる。福岡の名物料理(豚骨ラーメン、明太子、筑前煮など)も提供される。レストランエリアはコワーキングスペースとしても利用可能。
また、55インチのモニター付き会議室も備え、会議やセミナー、多目的イベントに対応できる。
予約受付は2024年8月16日(金)14時から開始され、限定特別オファーも用意されている。詳細は公式ウェブサイトで確認可能。
西鉄グループは、「CROOM」ブランドの新ホテルを通じて顧客基盤の拡大を目指している。日本国内での新規ホテル開業を継続しつつ、海外市場への展開を通じて「西鉄」ブランドの知名度向上を図っていく。
2024年9月10日 プラチャーチャートトゥラキットオンライン(2024年9月10日)