ビッグCが50億バーツを投資 全国18店舗で新コンセプトのリノベーションを展開
ビッグCが50億バーツを投資し、2024年までに全国18店舗で新コンセプトのリノベーションを加速。2025年までにさらに3店舗のハイパーマーケットを新規オープンする計画。「ビッグCミニ」の拡大も継続。一方、「スカピバーン店」と「ランシット2店」は賃貸契約を更新せず、それぞれ9月15日と30日に営業を終了する。
2024年9月11日、ビッグC・スーパーセンター社のCEO兼マネージングディレクター、アサウィン・テチャチャルーンウィクン氏は、2024年にビッグCが50億バーツを投資し、18店舗のリノベーションを進めると発表。17億バーツを使って新しいデザインに刷新し、2024年内に1店舗を新規オープンする。
さらに、2025年末までに3店舗を追加展開し、ビッグCミニの拡大も継続する。これは、買い物だけでなくくつろぎや活動スペースを求める新時代の顧客のライフスタイル変化に対応するため。
「現在、ビッグCはタイ国内に1,800以上の店舗を持ち、香港、カンボジア、ラオス、ベトナムにも継続的に展開している」とアサウィン氏は述べた。
一方で、賃貸契約満了に伴い2店舗を閉店する決定も発表。スカピバーン3-2店(バーンマー交差点)は9月15日、ランシット2店(シームムアンマーケット近く)は9月30日に最終営業日を迎える。
従業員に関しては、近隣店舗や希望する地域の店舗への異動が可能。テナントについても、全国のビッグC店舗内で新たな出店場所を提供するなどの対応を行っている。
また、ラートブラナー店は10月31日に最終営業日を迎え、チャオプラヤー川に面した新しい好立地(BJCビッグCグループの所有地)に移転。2025年内のオープンを予定している。
アサウィン氏は「ビッグCは消費者のニーズを理解しており、ビッグデータを活用して顧客の行動を分析し、ターゲット層と現代の消費者の変化するライフスタイルに合った商品とサービスを提供している」と述べた。
2024年9月11日 プラチャーチャートトゥラキットオンライン(2024年9月11日)