RML、1-9月期決算を発表、来年の業績回復で黒字化に自信

RML、2024年1-9月期決算を発表。第4四半期は「Tait Sathorn 12」コンドミニアムの完売を推進、「OCC」の入居率80%達成を目指す。
RMLのソラポン・マームアン最高財務責任者(CFO)は、2024年1-9月期の売上予約(プレセール)と賃貸・サービス収入の合計が約8億バーツ(2024年9月30日時点)だったと発表。
内訳として、スクンビット通り中心部の超高級コンドミニアム「The Estelle Phrom Phong」(プロジェクト価値52億バーツ)は所有権移転が100%完了。「Tait Sathorn 12」(プロジェクト価値44億バーツ)は所有権移転が約90%で、2024年第4四半期中に100%完了を見込む。タイ最高層のオフィスビル「OCC」(One City Centre)は、2024年内に入居率80%達成を目標としている。
「過去9ヶ月間、当社は積極的・受動的双方の効率的なキャッシュフロー管理に注力してきました。前述の3プロジェクトの販売促進と収益認識を加速させながら、コストと経費の慎重な管理を行っています。
これは、2024年初頭から厳格に実施している事業転換戦略(Business Transformation)に沿うもので、主な目的は2025年に事業を黒字化し、強固な財務状況を実現することです。その目標達成に向けて「OCC」が重要な要素となります。」
さらに、当社はスクンビット28の高級邸宅プロジェクト「THE 528 ESTATE」(価値40億バーツ超)の開発・販売を開始。国内外の超富裕層顧客から関心を集めており、非流動資産をキャッシュフローに転換し、事業利益を生み出す要因となっている。
RMLは引き続き、高級・超高級不動産プロジェクトの開発に注力し、顧客ニーズに応え、卓越した体験を提供するとともに、厳格な財務規律を維持して財務の健全性を保ち、市場の変動に対応し、効率的な事業拡大を支援するための投資準備と資金確保を行っていく。
2024年11月15日 プラチャーチャートトゥラキットオンライン(2024年11月15日)