CPNがセントラル店舗のリノベーションを選ぶ条件を公開 なぜ一部の店舗は他より頻繁に改装されるのか

セントラル・パタナ(CPN)がショッピングセンターのリノベーション選定条件を公開。一部の店舗が他より頻繁に改装される理由が明らかに。
2024年9月11日、セントラル・バンナー、ピンクラオ、チェンワッタナ、チェンマイ・エアポートの改装計画発表に伴い、特にセントラル・ピンクラオの頻繁な改装に注目が集まっている。
CPNのチャナワット・ウアワッタナサクン最高開発商業責任者によると、改装対象店舗の選定は、各店舗の商圏(Catchment Area)に基づいて行われる。これには消費者数、ライフスタイル、購買力、家族構成、商品・サービスニーズなどが含まれる。
現在、各地域の商圏は急速に変化し、より複雑化・個性化している。そのため、一部の店舗は変化に対応するため、他店舗よりも頻繁に改装が必要となる。
各店舗の商圏の特徴:
セントラル・バンナー
- 高品質な商圏への成長が明確
- 90万戸以上の住宅プロジェクトに囲まれ、5,000戸以上の高級住宅
- 20以上のトップティア国際学校
- バンコクのCBD一部地域より高い所得水準
セントラル・ピンクラオ
- トンブリー側のランドマーク
- 商圏内人口300万人
- 地価の急上昇
- 電車でシーロム、サトーン、ヤワラートへのアクセス良好
セントラル・チェンワッタナ
- 郊外から新CBDへの変貌
- 人口増加がプラーラーム9エリアに匹敵
- 高所得家族や外国人居住者が多数
- 過去10年で住宅プロジェクトが300%増加
- 5-10年後に従業員数30万人増加の予測
- ピンクラインの開通
セントラル・チェンマイ・エアポート
- 政府のメガプロジェクトによる急速な都市拡大
- 商圏がチェンマイ、ランプーン、ランパーンの200万人以上をカバー
- 住宅プロジェクトが34%成長、高級ホテルの増加
- 2019年比で観光客が300%増加
これらの要因により、各店舗の改装頻度や規模が決定されている。
2024年9月11日 プラチャーチャートトゥラキットオンライン(2024年9月11日)