プルクサ、家具事業に進出 シンガポールと提携し大手ブランド「サンレイ」を輸入

プルクサ・ホールディングスが家具事業に進出し、シンガポールの大手デザイン会社「Wislaah Ventures」と提携。「Z Decor」社の49%の株式を4,600万バーツで取得し、社名を「Wislaah TH」に変更する計画。また、シンガポールの「Sunray Group」とも合弁会社を設立し、第2四半期にSunrayブランドのスマート家具を輸入する予定。

主なポイント:

  1. プルクサは「Wislaah Super App」というプラットフォームを立ち上げ、建築家やインテリアデザイナーの作品を集約し、タイでサービスを開始する。
  2. この動きは、住宅開発事業から関連事業への多角化戦略の一環。
  3. 「Z Decor」は社内のスタートアップとして始まり、2023年に7,000万バーツの収益を上げるまでに成長。
  4. Wislaah THは、インテリアデザインに関するワンストップのeマーケットプレイスを運営し、タイにおけるSunrayのスマート家具の独占販売権を持つ。
  5. Wislaah Super Appは、建築家と顧客を結びつけ、家具や家庭用品の販売を通じて収益を上げる計画。
  6. プルクサは、Wislaah SingaporeとWislaah THにそれぞれ30%以上と50%以上を出資する。
  7. Wislaah Groupは、3年以内に10億バーツの収益を目指している。

この提携により、プルクサは住宅関連事業を拡大し、デジタル技術を活用した新しいサービスを展開することで、持続可能な成長を目指している。

2024年6月18日 プラチャーチャート・ビジネス・オンライン