フレイザーズ・プロパティ・タイ(Frasers Property Thailand)は、ビッグCと提携し、バンパインにある総面積89,000平方メートルのタイ最大の物流センターを建設します。
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フレイザーズ・プロパティ・タイ(FPT)は、ビッグCスーパーマーケットと提携し、アユタヤ県バンパイン郡にビッグC最大の物流センターを建設する計画を進めています。総面積は89,000平方メートルで、商品の入出荷を効率的に処理し、90,000パレット分の保管スペースを備えています。 2023年7月16日、FPTの暫定CEOであるピーラパット・スリスコン氏は、ビッグCスーパーマーケットの信頼を得て、108ライ(約17ヘクタール)の土地に物流センターを開発すると発表しました。完成は2025年6月を予定しており、戦略的な立地で、国内全域への迅速な配送が可能です。 この施設は、ビルト・トゥ・スーツ型のデザインで、高さ14メートル、床の耐荷重は1平方メートルあたり3.5〜6トンです。通常温度と25℃の温度管理が必要な製品(医薬品、サプリメント、化粧品など)を保管できるように設計されています。 また、環境に配慮した持続可能な建築技術が採用されており、998キロワットのソーラーパネルやスマート電力システムを導入し、年間1,920トンのCO2排出を削減予定です。EV充電ステーションや節水設備も整備され、従来の建物に比べて50%の水使用量削減と87%の廃棄物削減を目指しています。さらに、LEEDグリーンビルディング認証も取得予定です。 ビッグCのCEOであるアサウィン・テチャチャレンウィクン氏は、この物流センターはビッグCの効率的な在庫管理と、全国の店舗や薬局への迅速な配送を強化すると述べ、FPTの経験と能力に強い信頼を示しました。