BYD、ラヨーン県に工場を開設 DOLPHIN初号機の生産開始 さらなる価格引き下げの可能性も

BYDが中国国外初の自動車工場をタイのラヨーン県で開設:

・場所:WHAラヨーン工業団地36、600ライ(約96ヘクタール)の敷地 ・投資額:350億バーツ(9プロジェクト総額、部品・バッテリー含む) ・年間生産能力:15万台 ・雇用創出:1万人以上の見込み

主な生産車種:

・BYD Dolphin(小型EV、BYDの800万台目のNEV) ・BYD Atto3 ・BYD Seal ・BYD Sealion6(プラグインハイブリッド)

工場の特徴:

・建設期間:16ヶ月 ・敷地面積:948,000平方メートル ・コンセプト:低エネルギー消費・低炭素 ・設備:自動化機械、環境に配慮した生産プロセス、最新の物流管理システム ・生産工程:プレス、溶接、塗装、組立の4工程

タイでのBYDの展開:

・タイ投資委員会(BOI)から投資奨励を受ける ・Rêve Automotiveが販売・マーケティングを担当

価格への影響:

・国内生産によりBYD Dolphinの価格が下がる可能性 ・他社の例:ORA Good CatやMG4は国内生産で価格低下、NETA Vは新モデルで若干の価格上昇

2567年7月4日 プラチャーチャートゥラキットオンライン(2567年7月4日)